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letter~アンドロイドが紡ぐ歌~ @ 倉敷

2013年10月6日(日)

岡山公演の千秋楽が終わってから投稿になるように、2013年10月に書いた物を予約投稿をかけておきました(笑)
なので、実際にこれを書いてるのは、10月の倉敷公演を観た直後です。

というワケで、ネタバレたっぷりのブログですよー。





EN劇集団さんたばっぐ2013 岡山ツアー第1弾『letter~アンドロイドが紡ぐ歌~』を、観てきました。
今回の劇は、なんと音楽劇。アンドロイドのアフルレド役を、シンガーソングライターの植田章敬さんが演じておりました。

音楽アンドロイド、喋ることもできないアンドロイド、彼が唯一出来ることは、ギターを奏で歌を歌うこと。そんなアルフレドの歌に寄り添って進んでいくストーリーでした。
春・夏・秋・冬…。季節ごとにテーマがあって、なんだか、アルフレドの目を通して、いろんな場面を見ているような感覚になったなぁ…。


開場してホール内に入って、まずびっくりしたこと。
緞帳が開いてて、舞台上に何もない(笑)

………………………え?

あれ?私今日、演劇観に来たんだよなぁ…?
と、なんかものごっつい違和感にとらわれつつもとりあえず、着席。
えぇ、無事ちゃんと舞台は始まりました。

オープニングのシーンがあった後、Springの文字とテーマとなる台詞がスクリーンに映し出されてる間に、暗転中の舞台上に大道具がどんどん運び込まれて、シーンが出来上がっておりました。
各季節ごとにそんな感じでシーン転換。なるほど、こういう仕様になっていたわけね。


「もう一回歌ってくれない?」というシェリーの言葉で、アルフレドの歌から始まった舞台。
うん、ごめん、この最初の歌から既に涙出てきたんだわ。涙腺弱い弱いとは思ってたけど、最初の歌詞と思ってた以上に柔らかくて優しいアルフレドの歌声で、もう既にだめだったんだわ(苦笑)

そこから2時間、舞台を観てる間、ガチで泣き続けた。アルフレドの歌を聴くたびに、登場人物たちの心の叫びを聴くたびに。
そもそも、最初にまず幸せな家族の哀しい別れがあることがわかってたわけですから、もう最初の幸せな家族の風景から、既に哀しかったですよ。


…あ、ちなみに余談なんだけど。
日本人がアメリカンなノリをすると、なんかやっぱり違和感がぬぐえないよね(苦笑)
今回登場人物がみんなカタカナ名だったからねぇ、若干アメリカンなテンションで演じてた荒井くんが、ごめんちょっと面白かった。


家族と離されて、一件のレストランに行きついて、そしてアンドロイドと人間の戦争がはじまり…アンドロイド勢の戦力としてギターの代わりに銃を持たされて。
戦場で役立たずと判断されて、バラされるのをただ待つだけのアンドロイドが集まる場所へ連れていかれて…そこに居るアンドロイドたちと、ただバラされるのを待つだけの日々。

あのね、とりあえず、ヘビーだ。
よくよく考えたらすごくすごくヘビーな状況なんだけれども…唯一“心”を持たないアルフレドが、ただ淡々と状況を受け入れ続けるものだから、あまりヘビーに見えないんだよね。
よくよく考えたらすごい境遇だった。

基本棒立ちで、喋らなくて、無表情だけど、リアクションをする時だけは口角をあげてニコっと笑うアルフレド。
歌いだすと、いっきに感情が溢れだすような優しい歌声で、途端に周りの空気を変えてしまうアルフレド。

なんかもぅ、このアルフレドが愛しくて仕方なかった。


…あ、また余談なんだけど。
アルフレドが歌ってる時、登場人物たちが手拍子をして歌ってる時、私も手拍子したくてしたくてたまりませんでした。
でも、一応演劇なので、音が出るものはNGだよなぁと思って、我慢しました。…あぁもぅ、音楽聴いてて楽しいのに手拍子もできないなんて!これだけはつらかったなぁ。
代わりに、体を揺らすことで、リズムとって聴いてました。これならまぁ音は出ないから、許容範囲だろう…。


収容所…と言っていいのかわからないけど、バラされるのをただ待つだけの場所のシーンね。
そこで歌われた「今日も一日ご苦労様 明日もなんとかよろしくね」(歌詞あってるか?)が、すごくすごく優しくて哀しくて。
だけど、ピエロやババアや、そこに居るアンドロイドたちの、送り出す歌が、なんだかすごくやりきれない気持ちになったりして。


ちなみに今回の舞台で一番笑ったシーンは、それから、ダニエルとアルフレドが2人で曲を作って、歌った後で

ダ「少しはうまくなったかな」
ア「………(黙って首をかしげる)」
ダ「そうか…。次は、もっとうまく歌えるようにしよう」

のやりとりをトータル3回やったとこです。2回目と3回目は、ダニエルも一緒に首かしげてたよねww
てかさ、基本がにこっっと笑ってうなずくリアクションしかしないアルフレドが、首かしげてたのってあの時だけだよねwwww

いやもぅ、首かしげるしぐさがかわいくておかしくて、3回とも笑った。


そしてラストで、アルフレドがシェリーと出会ったシーン。
「マリアおばあちゃん」という単語が出て、あぁ、マリアの孫なんだって嬉しくなって。だけどそれと同時に、最初のあの幸せだった3人の家族には結局救いがなかったのかなってちょっとだけさみしくなって。

だけどその後、病院にいるおばあちゃんの所へ歌を歌いに行く所だって言葉で、ラストに
「アンヌおばあちゃん」というセリフが出て。

一瞬、あれ??って思った処理能力の遅い睦月さん。
そうですよね、おばあちゃんって、母方と父方の2人、必ず居るはずですよね。
自分にもうおばあちゃんが1人しか居ないものだから、勝手におばあちゃんは1人だと思い込んでました(苦笑)

あのラストの後、アルフレドは、アンヌの前でまた歌を歌ったんだろうなぁ…。あぁなんか想像しただけで幸せになれるなぁ…。



とまぁ、私が感想書くと、純粋に物語を観てるような視点で書いてしまうわけですが。

後は、ダニエルの「会いたいなぁ」のセリフに涙がぶわぁ~って出てきた件とか。
最後にダニエルが人間たちに連行される時に歌った、へたくそな(わざとだと思うけど)letterの歌が、実は今回聴いた歌の中で、一番ぐっときた件とか。…あの歌は、あのへたくそ加減がいいんだ、あの歌だからいいんだ。
室長の揺れる心が、挟まれるつらさが、見ていて一緒につらくなったり。
ババアの穏やかな話し声と穏やかな最後に、一緒に「行かないで!」ってさみしくなったり。

アルフレドが、ギターの代わりに銃を持って戦場に立っていた時、ギターを懐かしむように手に持った銃でギターの弾き真似をしてる姿に、「この子が持つものは、こんなものじゃない!ギターを持たせてあげて!」って叫びたくなったり。
アフルレドが番号を呼ばれて部屋を出ていく時に、みんなに向かっておじぎをした姿にぶわぁ~って涙が溢れたり。


と、思い出しながらこれを書いてたらまたリアルタイム涙が出てきたり(爆)


あぁもぅ、哀しいなぁ、つらいなぁ…。だけど、その最後に聴いたアルフレドの歌が、一緒に歌った時間が、せめてあの子たちの幸せな最後の記憶であったならいい。
そんな気持ち。


あーーーーー、やばいホントにリアルタイムで涙腺壊れた。
気づいたらすごい長さになってますね。もうそろそろここら辺でやめておきます。

たぶん、時間をかければかけるだけ、いろんなこと思い出して書きたいことが増えるから(笑)


とりあえず言えることは。「観て良かった」「また観たい」なのです。

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theme : 演劇
genre : 学問・文化・芸術

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